新年のご挨拶New year message

HAPPY NEW YEAR へびのイラスト

新年明けましておめでとうございます

昨年は、なんといってもAIの年であったと言えます。ChatGPTに代表されるLLM(大規模言語モデル)の利用は、教育から一般事務まで一般的なものになりました。象徴的な出来事としては、2024年のノーベル賞では、物理学賞、化学賞ともにコンピュータサイエンスという専門分野外からの受賞があいついだことがあげられます。AIそのものが、広く社会に認知された年になったと言えるでしょう。

開発会社も機械学習の知識が一層もとめられるようになっています。想隆社は、これまでいち早く機械学習を取り入れ、3年におよぶ総務省の研究開発プロジェクトではA評価をいただきましたが、一層新しい時代の技術として機械学習等について力を入れていこうと思っています。

一方、我々がかかわる仕事 ー システム開発や情報システムの構築 ー について考えを改めるときに来ているのかもしれません。これまで頭脳労働の最たるものだと思っていた本業界も、頭脳労働そのものをAIにサポートしてもらうことが普通になりました。人間ができること、人間しかできないこと、人間と機械が協調すること、それらについてもう一度働くということを軸に再度考え直す時代になっています。

私、山本は一昨年に故郷の香川にて、STEAM教育の非営利団体を立ち上げました。将来を担う中高生がコンピュータサイエンスや数理教育について、プロのエンジニアや大学教員から直接学びの機会を得られるような活動をしています。首都圏の大学教員、地元国立大学の協力を得て、子どもたちの学びの機会を広げることができました。

本年も想隆社ともに教育や社会貢献に技術と開発で取り組む所存です。
皆様のご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2025年 株式会社想隆社 代表取締役 山本幸太郎